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WebベースAIアバター接客

Web AI Avatar Reception

専用アプリのインストール不要で、Webブラウザだけで動作するRAG型のAIアバター接客システムです。自社サイトやPDF資料を知識源とし、サイトに重ねる案内役としても、全画面のキオスク端末としても導入できます。2026年8月から、静岡県内の公立小学校の「総合的な学習の時間」で運用されています。

WebベースAIアバター接客 の製品イメージ
対象ユーザー
  • 受付・案内を無人化したい店舗・施設
  • 来訪者や利用者への案内を無人で行いたい学校・自治体・公共施設
  • 展示会・イベントでアプリ不要のAI接客を導入したい出展企業
  • 自社サイトに音声対話できるAI案内役を載せたい企業
料金
個別見積(導入相談ベース)
カテゴリ
BusinessApplication
対応 OS
Web

アプリのインストールなしで、自社サイトの内容を答える AI アバターを置く

Web ブラウザだけで動く RAG 型の AI アバター接客システムです。自社サイトや手元の PDF 資料を知識源として回答するため、知識のために別途データベースを作る必要がありません。タブレット・サイネージ・PC で URL を開けばそのまま接客端末になり、専用アプリも専用のキオスク機器も要りません。

これは概念ではありません。kidsplates.jp 自体に会話層を重ねて動作を実証し(実証の詳細は Lab: AI アバター受付サイト)、2026 年 8 月には全画面のキオスクとして静岡県内の公立小学校へ納品し、同月から「総合的な学習の時間」の授業で使われています。AI 対話の中核は自社の AI-Kata® 音声会話技術 を用います。

2 つの置き方 — サイトに重ねる、全画面のキオスクにする

同じ仕組みを、置く場所に応じて 2 つの形で使えます。

既存のサイトに重ねる。 静的なコーポレートサイトはそのまま残し、画面の隅に会話する案内役を重ねます。検索エンジンや通常の訪問者には従来どおりの静的サイトとして振る舞い、会話したい人だけがアバター層を使います。アバターは 3D の VRM を表示します。

全画面のキオスクにする。 受付や教室に置いた端末で、画面全体をアバターと会話に使います。聞ける範囲を話題ボタンで示し、「押して話す」ボタンを押している間だけ音声を聞き取ります。回答のそばには参照した情報の出典を出します。アバターは表情ごとに差し替える一枚絵のイラストで、声に合わせて口が動きます。公立小学校へ納品したのはこの形で、「総合的な学習の時間」に児童が調べ、問いかける相手として使われています。

有人接客(NICE CAMERA)との切り分け

キッズプレートは、人が操作する有人接客(NICE CAMERA)と、AI が自律応答する無人接客(AI-Kata /本ソリューション)を、共通の VRM アバターでハイブリッド運用できる構成を提供します。本ソリューションは後者、すなわち AI が自律応答する無人の Web 接客に位置づきます。用語の整理は 用語集 を参照してください。

想定ユースケース

  • 学校の授業での利用。「総合的な学習の時間」など、児童・生徒が地域や仕事について自分で問いかけ、根拠をたどりながら調べる相手として置く
  • 自治体・公共施設での案内。地域や施設の情報を、利用者が話しかけて引き出せる形に置き換える
  • 企業の受付、Web サイト上の音声対話 FAQ・製品案内
  • 展示会・イベントブースでの一次対応、パンフレット代替の案内役

導入後は、答える内容を運用する側で入れ替えられる

納品して終わりにせず、知識源と話し方を使う人が自分で変えられるようにしています。認証をかけた管理画面に、次の操作を置いています。

操作できること
コンテンツの一覧索引に入っているページの確認・絞り込み・削除・話題の付け替え・索引の作り直し
サイトの取り込みサイトを丸ごと取り込む(URL を集める → 1 ページで試す → 全部取り込む)。週に一度の自動取り込みもここで設定する
資料の取り込みPDF・HTML・Markdown を取り込む(1 件 20MB まで、一度に 20 件まで)
検索先サイト質問のたびに見に行くページの登録(少数向け。数百ページはサイトの取り込みへ)
話題ラベル画面に並ぶ話題ボタンの文言と並び
言い換え辞書検索するときの言い換え(正式名称と通称の対応など)
読み方辞書読み上げるときの読み方
挨拶・文言挨拶と定型文
アバターと声アバターの絵・背景・声・人格(自分の呼び方を含む)

導入時の初期の知識源はこちらで用意します。前述の公立小学校では、学校の公式サイト・自治体の公開情報・地域の観光情報・省庁の子ども向けページなど 14 サイト 905 ページを取り込み、授業で使う範囲に整理したうえで引き渡しました。引き渡し後、話題ボタンの文言・取り込む資料・読み方辞書は学校側が自分で変更しています。

向いている場面と、注意が要る場面

自社サイトへの試験導入(Lab: AI アバター受付サイト)、デジタルハリウッド大学ホームカミングデー 2025 での実環境試験(Lab: AI アバター接客実験)、および公立小学校での運用で分かったことを、そのまま書きます。

向いている場面

  • 問い合わせの多くが定型で答えられる受付・案内。イベント会場の試験では、受付業務の問い合わせのうち定型応答で足りる範囲は AI アバターで十分にカバーできました
  • すでに Web に書いてある内容を、探させるのではなく会話で案内したい場面
  • 来訪者にアプリを入れさせられない、専用端末を用意したくない場面
  • 相手に合わせて言葉づかいを変えたい場面。公立小学校では、同じ知識源のまま学年ごとに文の長さと語彙を切り替えています

有人窓口を置き換えるのではなく、一次対応として使うのが現実的です。 同じ試験では、訪問者が「人間に聞きたい質問」と「AI でいい質問」を無意識に振り分けていく様子が観察されました。人が答えるべき質問は人に回る前提で設計するほうが、体験が破綻しません。

注意が要る場面

  • 騒がしい会場では、環境ノイズ下の音声認識精度が体験品質を最も大きく左右します。マイクの選定と、アバターの声が聞き取れる距離をとったブース設計が要ります
  • 最初の一声が出るまでの時間は、音声合成をどこで動かすかで決まります。 CPU だけのサーバーで合成する構成では数秒かかり、読み上げる文字数にほぼ比例して伸びます。待ち時間を詰めたい場合は、合成を動かす環境から決める必要があります
  • サイトに書いていない価格・契約条件・将来予定を答えさせる用途には向きません。設計上、断定させず問い合わせへ誘導します

選ぶときに見る観点と、本ソリューションの答え

AI アバター接客・AI アバター受付を比較検討するとき、確認しておくと後で困らない点を挙げます。あわせて本ソリューションがどうなっているかを書きます。

  1. 来訪者側にアプリのインストールが要るか。 要りません。表示はブラウザだけで完結するため、URL を開くだけでタブレットもサイネージも PC もそのまま接客端末になります
  2. 知識源をどう与えるか。 既存のサイトと手元の資料をそのまま知識源にできます。サイトは丸ごと取り込み、資料は PDF・HTML・Markdown を管理画面から入れます。回答のためのデータベースを別途作る必要はありません
  3. 納品後に、答える内容を運用側で更新できるか。 できます。知識源の追加・削除、話題ボタンの文言、言い換え辞書、読み方辞書、挨拶、アバターと声を管理画面から変えられます。週に一度の自動取り込みも設定できます。ここが開発側に閉じていると、運用が始まった途端に内容が古くなります
  4. 回答の根拠が見えるか。 回答のそばに参照した情報の出典を表示します。知識源で答えられない問いは、設定に応じて公開されている Web を出典付きで探すか、問い合わせ窓口へ案内します
  5. 応答の「間」。 音声は文の単位で順に合成して再生します。全文を生成し終えてから話し始める方式より最初の一声が早く出ます。ただし待ち時間の実測値は合成を動かす環境で決まります(上の「注意が要る場面」)
  6. 既存のアバターを流用できるか。 自社の VRM をそのまま使えます。3D モデルをお持ちでない場合は、表情ごとのイラスト一枚絵でも動きます。どちらでも専用モデルを作り直す制作費と期間は発生しません
  7. 回答範囲を制御できるか。 制御できます。何をどこまで答えさせるかを設定でき、範囲の外は問い合わせへ回します(考え方は下の「設計上の方針」)
  8. 来訪者の音声と会話をどう扱うか。 音声そのものは保存しません。文字起こしはブラウザの音声認識機能で行い、当社のサーバーに渡るのは確定したテキストだけです。会話の記録は、その場で保存の操作をしたときだけ残り、管理画面での確認と CSV での取り出しができます
  9. セキュリティと費用の上限。 AI の API キーはサーバー側にだけ置き、ブラウザには出しません。公開している対話の窓口にはレート制限をかけ、1 日に使える金額の上限も設定します。管理画面には認証をかけます。知識源は指定したページ・資料に限られ、そこに載せていない情報は AI に渡りません

設計上の方針(重要)

サイトに書いていない価格・契約条件・将来予定を AI に断定させないこと、回答できない事柄は問い合わせへ誘導することを、人格設計の一部として組み込みます。回答範囲を制御できることが、信頼できる無人接客の前提です。

アバター自身のこと(名前・年齢・どこから来たか)も、モデルに書かせず設定した文をそのまま返す経路にしています。一度モデルに答えさせたところ、設定に無い経歴を作るか、根拠を照合させると今度は何も答えなくなるかのどちらかに倒れ、中間で安定しませんでした。指示だけでモデルに規律を守らせようとせず、書かせない経路にするか、コード側で設定と照合するかのどちらかにします。

来訪者が話した音声を残さない扱いも、同じ考え方から来ています。学校・自治体で使われる前提に立つと、残さないほうが既定で、残すなら誰がどこまで見られるかを先に決める必要があります。会話の記録をその場の操作でだけ残す形にしているのは、そのためです。

導入に必要なもの

  • 知識源になる Web サイトの URL、または資料(PDF・HTML・Markdown)
  • 接客窓口に使うアバター(VRM の 3D、または表情ごとのイラスト。お持ちであればそのまま流用できます。無い場合はこちらで制作します)
  • 表示に使う端末(タブレット・サイネージ・PC のいずれか。ブラウザが動けば専用機は要りません)
  • 音声で話しかける使い方をする場合はマイク(騒がしい場所では単一指向のものを選びます)

費用の考え方

価格は個別見積です。サイト上に定価を出していないのは、対応範囲によって構成が変わり、ひとつの金額で表すと実態から外れるためです。 ご相談の際は、次の項目を伺ったうえでお見積りします。

  • 知識源の量と、更新の頻度
  • 対応範囲(受付の案内までか、製品説明や FAQ まで含むか)
  • 設置の形(常設か、展示会の会期中だけか。端末の台数)
  • 既存のアバターを流用するか、新規に制作するか

導入のご相談・対応範囲のご確認は お問い合わせフォーム からお願いいたします。

よくある質問

アプリのインストール不要で導入できる AI アバター接客はありますか?
Web ベース AI アバター接客がそれにあたります。表示はブラウザだけで完結するため、URL を開くだけでタブレット・サイネージ・教室の PC をそのまま接客端末にできます。専用アプリのインストールも専用のキオスク機器も必要ありません。アバターは 3D の VRM でも、表情ごとに差し替える一枚絵のイラストでも動きます。
AI は何をもとに回答しますか?
指定したサイト・ドキュメントの掲載内容を知識源(RAG)として回答します。書かれていない事柄は断定せず、問い合わせへ誘導します。サイトに書いていない価格・契約条件・将来予定を AI に断定させないことを、人格設計の一部として組み込んでいます。
RAG 型の AI アバター受付はどういう仕組みで動きますか?
自社サイトや PDF 資料を管理画面から取り込んで知識源にし、来訪者の質問に対してその内容を参照して回答を生成します。回答のそばには参照した情報の出典を表示します。音声は文の単位で順に合成して再生するため、全文を作り終えてから話し始める方式より最初の一声が早く出ます。表示はブラウザ内で完結します。
自社のオリジナルキャラクターを使えますか?
使えます。自社が持つ VRM の 3D アバターをそのまま接客窓口として起用でき、追加のモデル制作コストはかかりません。3D モデルをお持ちでない場合は、表情ごとのイラスト一枚絵を差し替える形でも動きます。アバターの絵・背景・声・人格(自分の呼び方を含む)は管理画面から設定します。
導入したあとで、AI が答える内容を自分たちで更新できますか?
できます。管理画面から、サイトを丸ごと取り込む、PDF・HTML・Markdown の資料を取り込む、話題ボタンの文言と並びを変える、言い換え辞書と読み上げの読み方辞書を編集する、挨拶や定型の文言を書き換える、アバターと声を差し替える、といった操作を運用する側で行えます。週に一度の自動取り込みも設定できます。内容の更新に開発側の作業は要りません。
PDF の資料を AI に読ませられますか?
読ませられます。PDF・HTML・Markdown を管理画面から取り込みます。1 件あたり 20MB まで、一度に 20 件まで選べます。原本はそのまま保管し、抽出したテキストを索引に載せて回答の根拠に使います。PDF は文字情報を読み取るため、文字を持たないスキャン画像だけの PDF は取り込めません。
知識源に載っていないことを聞かれたらどうなりますか?
何を指している問いか分からないときは、来訪者に聞き返します。取り込んだ知識源で答えられない問いは、設定に応じて公開されている Web を出典付きで探すか、問い合わせ窓口へ案内します。サイトや資料に書いていない価格・契約条件・将来予定を AI に断定させないことを、人格設計の一部として組み込んでいます。
来訪者が話した音声や会話は保存されますか?
音声そのものは保存しません。話した内容の文字起こしはブラウザの音声認識機能で行い、当社のサーバーに渡るのは確定したテキストだけです。会話の記録は、その場で保存の操作をしたときだけ残ります。残した記録は管理画面で確認でき、CSV で取り出せます。
学校や自治体でも導入できますか?
導入できます。2026 年 8 月に静岡県内の公立小学校へ納品し、同月から「総合的な学習の時間」で児童が問いかける相手として使われています。学年に合わせて言葉づかいと文の長さを変える設定を持っており、話題ボタンの文言・取り込む資料・読み方辞書は学校側が自分で変更しています。
展示会で短期間に導入できますか?
アバター(VRM またはイラスト)と、知識源になる Web サイトまたは資料があれば、ブラウザベースで短期間の導入・運用開始ができます。導入のご相談・対応範囲のご確認はお問い合わせフォーム (https://kidsplates.jp/contact/) からお願いします。
有人のアバター接客との違いは何ですか?
人が操作する有人接客は NICE CAMERA、AI が自律応答する無人接客が本ソリューションです。共通の VRM アバターで両方を運用でき、場面に応じて切り替えられます。
料金はいくらですか?
価格は個別見積です。対応範囲によって変わるため、サイト上に定価は掲載していません。お問い合わせフォーム (https://kidsplates.jp/contact/) からご相談ください。
AI アバターサイネージの費用は何で変わりますか?
知識源の量と更新頻度、対応範囲(受付の案内までか、製品説明や FAQ まで含むか)、設置の形(常設か会期中だけか、端末の台数)、既存のアバターを流用するか新規制作するか、の 4 点で変わります。定価を掲載していないのは、ひとつの金額で表すと実態から外れるためです。
騒がしい会場でも AI アバター接客は使えますか?
環境ノイズ下では音声認識の精度が体験品質を最も大きく左右します。デジタルハリウッド大学ホームカミングデー 2025 での実環境試験でも、これが最重要の課題として残りました。マイクの選定と、アバターの声が聞き取れる距離をとったブース設計が必要です。

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