バーチャルほっとライン
Virtual Hotline
アバターを介してオンラインで相談できる対話システム。顔を出さずに相談員と話せる安心設計で、ひきこもり支援・カウンセリング・遠隔相談窓口に活用されている。
How it works
相談者
顔出し不要、アバターで参加
バーチャルほっとライン
予約制 + 自社特許による本人確認
相談員
自治体・NPO・教育機関
3 Reasons
- 01
顔を出さずに話せる
アバター越しに相談員と話せる予約制システム。化粧・身だしなみ・部屋の状態を気にせず、「対面と完全匿名の中間」に立つ手段として機能する。
- 02
本人確認は技術で担保
自社特許に基づく機構で、顔を出さずに本人性を確保する。所定時間内の再認証でなりすましを防ぐ。匿名と本人確認の両立を実装で解決した。
- 03
対面・電話の手前のチャンネル
ある政令指定都市のひきこもり青年地域支援センターで 2023 年から継続稼働。対面・電話の前に置ける「もう一段階手前の支援チャンネル」として活用されている。
何ができるか
バーチャルほっとラインは、ユーザーがアバターを使用して、相談員とプライベートに会話することができるオンライン対話システムです。安全性を確保するため予約システムを導入しており、登録ユーザーのみがアクセスできる仕組みになっています。これにより、安心して個別の相談を行うことができます。
アバターの姿で相談を受けられるため、顔を出すことや声色から表情を読み取られることへの不安を軽減できます。本人確認は自社特許に基づく仕組みで担保しており、所定の時間内の再認証によりなりすましを防止します。
設計思想
「相談したいが、顔を出すのは怖い」「自分のことを直接見られたくない」という人にとって、対面と完全匿名の中間に立つ手段が必要です。バーチャルほっとラインは、本人性を技術的に担保しつつ視覚的な負荷を取り除くことを目指しています。
これは医療・教育・福祉の現場で観察されてきた「人を支援するための、距離の取り方の設計」を、デジタルプロダクトとして実装したものです。
何をしてきたか
ある政令指定都市のひきこもり青年地域支援センターと共同で、スマートフォンと PC からアバターでカウンセリングを受けられる窓口アプリを開発・運用しています(2023 年から継続稼働)。アバター越しに本人と面談者が話せる予約制の枠組みで、対面・電話の手前に置ける「もう一段階手前の支援チャンネル」として活用されています。
利用者の体験談は全国紙・週刊誌・大手ニュースポータルでも取り上げられました。詳細は会社情報のメディア出演を参照してください。
導入は自治体・支援団体単位で個別に設計しています。検討中の方はお問い合わせフォームからご相談ください。
関連する研究・発表
自社の発表
- 茂出木謙太郎「メタバース・アバタを活用したオンライン授業の実践」大学教育学会誌 第 44 巻第 2 号 pp.7-14(2022 年、DOI: 10.60182/jacuejournal.44.2_7) — アバターを介した発話・対話のしやすさを、実践報告として検証
- 茂出木謙太郎「外出困難者におけるアバターワークの可能性」第 13 回 日本リハビリテーション栄養学会学術集会 ポストコングレスセミナー(2024 年 3 月、cluster メタバースプラットフォーム上で開催) — 外出困難者の社会参加チャンネルとしてのアバター活用
参考文献 — アバター介在の対話・相談に関する学術研究
バーチャルほっとラインの設計判断(顔出し回避・本人性の担保・対話の安心感)の背景には、近年のヒューマンインタラクション研究の蓄積があります。代表的な参考文献を挙げます。
- 山崎颯汰・酒井和紀・Hamed Mahzoon・石黒浩・吉川雄一郎(大阪大学/JST)「アバタを利用した相談場面における話しやすい外見の評価」情報処理学会 インタラクション 2024 ポスターセッション 3P-75(pp.1382-1387、2024 年 2 月)
- 市野順子(東京都市大)・井出将弘(東京都市大/TIS)・横山ひとみ(岡山理科大)・淺野裕俊(工学院大)・宮地英生(東京都市大)・岡部大介(東京都市大)「身体的アバタを介した自己開示と互恵性 ―「思わず話してた」―」情報処理学会 インタラクション 2022(pp.21-30、論文 INT22003、2022 年 2 月)
上記を含むアバター相談・自己開示・カウンセリング設計に関する関連研究は、今後個別の解説記事として設計思想セクションに整理予定です。
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